フローリング 床鳴り
フローリングの床なりは
床の下の根太の部分や束の部分で鳴っている場合と
床材そのものが鳴っている場合があります。
床の下で鳴っている場合は床下の根太や束の調整をします。
フローリングそのものがパチンパチンとなる場合は
梅雨の時期から夏にかけて木が膨張するため
木がこすれやすくなるために起こる現象が報告されています。
さねと呼ばれる部分がこすれているので
その部分が滑らかにすべるようにする材料があるので
それをさねの部分に塗って滑りをよくすることで
パチンパチンとなる床鳴りが止まります。
無垢フローリングの場合、
滑りを良くする材料を流し込むと
無垢材そのものにしみこんで汚れを呼んでしまう恐れがあります。
その場合にはそうした滑りをよくする材料を使えないので
さねの床の鳴る部分にカッターで切込みを入れることで
床なりが解消します。
他に床鳴りを止める方法に専用の液体を
床下に注入して固定する方法を取ることもあります。
この方法は強固に接着して床を動かなくする手法です。
無垢の木を工業製品のように扱おうとしても
そもそも木であって製品ではありません。
季節での変化を許容しながら対応しましょう。
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