てぃーだブログ › ど素人でもわかる手抜き工事の防止方法、ハウスメーカーのクレーム対処

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at │Posted by TI-DA

床下浸水 対処

床下浸水してしまったとき
まずしなければいけないのが水を抜くこと
これは、市販のポンプで外に出します。
ホームセンターなどに売っていますが、
ポンプ本体や、電動ドリルに取り付けるタイプのものもあります。
電動ポンプは25000円前後
ホース、電動ドリル、ポンプになるアダプターの組み合わせが
それよりも安価かもしれません。
灯油のポンプも緊急時には使えます。

ポンプで水を出し、雑巾、タオルなどで水を取ったら
乾燥して、掃除することになるのですが、

除菌をしなくてはいけないので
水を抜きながら清掃屋さんに電話して、
除菌を段取りしてもらいましょう。

相場としては普通の戸建住宅で25000円前後

どこに電話していいかわからないときは掃除屋さん。
床下の状況を説明して、乾燥除菌という段取りです。

  


2011年09月21日at 19:58 │Posted by ねね │Comments(0)床下浸水

地下室 防水

基礎の横から浸水があった場合、
まず疑わなければならないのは基礎の壁の部分と床の部分に
隙間がないかそこが土に埋まっていないか?を見ます。
雨のときに粘土質や固い地盤の場合、水が下に浸透せず
基礎付近がプール状になっている場合があるためです。

内部に直接水の浸入がなければ外部の水はけをよくする工事。
土の入れ替えや土の中に暗渠(あんきょ)排水をとるなどして
敷地の外の側溝などへ排水することで処理します。
水の出口をつくってあげる工事です。

基礎内部に侵入している場合は外部に防水できるようであれば外部に防水を施します。
基本的には水の出口ではなく入り口をふさぐのがベストで
掘りおこせる浅い場合であれば外部を防水します。
外部が深く埋まっているときの応急処置は、内部からエポキシ系の防水や
オーハーなどの水と反応してふさぐ薬品を使います。

給水や排水の処理が問題だった場合もよくあります。
穴を開けて穴の周りの止水が不十分なため
その隙間から基礎内部に侵入する例です。
その場合は原因がはっきりしていますから
原因部の配管周りの止水をオーハーなどで行います。

壁の亀裂に関しては基礎強度を考慮して
樹脂注入などの適切の処理が必要です。

止水は雨のない季節にメンテナンスしておくことで安心です。

  


積水ハウスが壁のなかに廃材を捨てた疑いの報道について

壁の中に廃材を入れて工事を終了するということは、
通常の工事ではありえないことである。
ところが今回、大手ハウスメーカーの積水ハウスには
その疑いで調査が入っているとの報道があった。

工事の不良や瑕疵とは別な次元の性質のもので、
故意に行わなければおこらないこと。
こうしたことは日常茶飯事に行われているのか?
大手ハウスメーカーで行われたことで建築主の
不安をいっそうあおることになりそうである。

実際このようなことが行われているかと問われれば、
一般的には行われていないという回答が妥当だろう。
積水ハウスにおいても常習性はないものと思いたい。

銀行員がお金を着服するかとか
教師がいかがわしい店を経営したとか
その類と同等のその人の問題と捉えるべきだろう。

人間は目の前にお金があれば盗人になるのか。
女性がいれば下賤な営業をするのか
廃材が目の前にあれば壁に埋めるのかと問われれば
答えはノーである。
大手ハウスメーカーだからおきたのでもなく、
積水ハウスだからおきたのでもない。
廃材を入れた人の問題である。

姉はの構造計算捏造の事件も相当な打撃を与えたことを思えば
今回の積水ハウスの事件は会社ぐるみでないだろうけれど
建築業界や大手ハウスメーカーに打撃を与えることはまちがいなさそうだ。

現状の住宅業界は過剰な検査の重複があり
不自然すぎるほどの検査がある。
さらに検査を増やすのか、根本的な構造改革をするのか?
業界体質改善を早期に行うべきだろう。


  


風通しの良い家を指定する。

猛暑の中クーラーをきかせた部屋で涼んでいる人も多いのではないかと思う。
最近の住宅では密閉性を高める構造もみられる。

風通しを重視することは昔からの日本の住宅から引き継がれている。
風通しは部屋に対して対角線上に窓を配置するなどして、
風が部屋中を移動するのが望ましい。

家全体も端から端まで空気が移動するような計画であれば
北側の窓から南へ空気が抜けることですずしい風が通り抜ける。
無風状態のときは扇風機を窓の外に向けて
排気の換気扇のように使えば家全体の空気が移動する。

節電やエコが叫ばれる現代社会で
再度、風通しを重視する傾向が見られて
ハウスメーカーも密閉性ではなく風通しのよさをアピールする会社も見られる。
公共建築や住宅の多くでエアコンに頼った
羽目殺しの窓を基本とした計画が多い中、
基本は自然の風の道を考慮する考え方は一般的な住宅では求められる。

新築の場合も再度風通しや窓の配置に気をつけたいところだ。

また、クーラーを使用する場合でも室外機は暑い場所より
日陰にあるほうが機器が良いとされる。
室外機の置き場所もチェックしておきたい。

  


東日本大震災で家が倒れたときにおきたこと、体験談から学ぶ

東日本大震災の被害はいまだ手当てできていないところだ。
多くの住宅が津波の被害にあった震災であるが、
液状化や、地震そのものの被害にあっている住宅も多い。

住宅の耐震性について、震災を体験した人から聞き逃せない体験談があった。
最初に地震が起きたときは家が建っていたが、
二度目の大きな余震で多くの家が倒壊したというのだ。
というのも、1度目の地震のときに柱に打ち付けられたボードが浮き上がり、
次の地震が来たときにボードが柱から外れたという目撃証言である。

現在の建築基準法では在来工法、2×4工法ともに
釘の種類やその間隔まで厳しく基準が決められている。
ところが、その基準どおりの釘やビスが打ち付けられていなければ、
まず地震の振動に耐える強度を発揮できないどころか
余震には耐えられないということだ。

現場でいかに間違った釘を使用していないか。
適正な間隔で施工されているかをチェックすることが、
とても重要なことだということが震災で実証されている。